ビジネス端末 2010 2 27
iPhoneは、クラウド・コンピューティングの入り口になると同時に、
ビジネス現場の生産性を向上させるかもしれません。
今のところ、iPhoneは、どのようなイメージでしょうか。
CMなどを見ていると、若者向けの娯楽、あるいは情報ツールかもしれません。
しかし、iPhoneのポテンシャルを考えれば、
十分にビジネス用に使えるどころか、
ビジネス現場の生産性を向上させる可能性を秘めていると言えるかもしれません。
さらに、現時点で言えば、iPhoneは、
「クラウド・コンピューティング端末」として有力だと思います。
もしかすると、スマートフォンは、過渡期の機種になってしまうかもしれません。
スマートフォンは、電話機にパソコンの機能を付加したものでしょうが、
iPhoneは、インターネット情報端末に電話機の機能を付加したものと言えるでしょう。
発想が根本的に違うと思います。
こうしてみると、ビジネス現場にマッチしているのは、
スマートフォンよりも、iPhoneかもしれません。
日本の携帯電話は、技術的には、世界最高水準のレベルにあります。
しかし、「持ち歩ける電話機」という発想に固執していると思います。
残念ながら、「持ち歩けるインターネット」という発想がないのです。